富山県デザイン展とは毎年11月頃に開催されている、県内でも歴史のある公募展のひとつです。デザインのジャンルを問わず、優秀作品を選ぶこのコンペティションは、建築・環境、インテリア・ディスプレイ、グラフィック、インダストリアル、クラフト・テキスタイル、ファッションなど様々な分野からのエントリーとなります。一般の部と学生の部でそれぞれ審査され、学生は大学、短大、専門、高校がその対象となっています。
![]() うつむき眠るボクの中 誰かの声で目が覚めた ずっとココロのおく底で 声をかけてる小さな人 |
![]() 大きな空をながめれば ぽかぽかとってもいい気持ち ボクを起こしたその人は ボクが起きたら隠れちゃった |
![]() やっと見つけたきみなんだ きみもいっしょに空を見よう きみが起こしてくれたから きれいな空が見れたんだ |
本人のコメントです。
『「自分の中のもう一人の自分。その自分は好きな人?嫌いな人?」人前に出るとあがってしまう自分のことがきらいで、そんな自分の性格を絵に表したくて書きました。自分の嫌いな自分との向き合いで自分が変われるきっかけを作りたいと勝手に思って勝手に描いてました。』
以下、審査員の方(県内実力グラフィックデザイナー)の講評です。
『床一面に並べられた、若々しい作品の数々。その中で最初から眼に止まった作品であった。声高に主張する訳でもない、とても淡いその色調。しかし作者の奥底にある「本物」が、表面に滲み出ている。題名もいい、センスを感じます。若い時にしか表現できないものもあるのかもしれない・・・と、溜め息まじりにいろいろ考えさせられる、奥の深い作品だと思う。』